
基本的ないりこの栄養には、主にタンパク質、脂肪、鉄分、ミネラル(カルシウム)ビタミンなどがあります。血液や、身体を作るのがタンパク質、エネルギーの素の脂肪があります。
今健康でいたい方たちの中で、老化防止に「機能性カルシウム食品」としてのいりこが注目されています。
基礎的な栄養素だけでなく、成長期の子供にある、くる病防止、妊娠・授乳期後の更年期障害、高血圧、骨粗鬆症、心筋梗塞、脳血栓、脳梗塞と言った病気の予防に効果があるとされています。



最近、ころんだだけで骨折してしまう子供や、骨粗しょう症の患者が増えているようです。カルシウム不足がひとつの大きな原因と考えられています。実際、国民の栄養調査でも、カルシウムは日本人に唯一不足している栄養となっています。
しかし実際には、日本人の約70%の人は必要量を摂取できていな いと言われている。
カルシウム摂取率は、先進国の中でも最下位で、昔の日本人の食事と言え、カルシウムたっぷりの魚や野菜中心のバランスのとれたメニュ−でした。
しかし昭和三十年代を境に日本の食生活は大きく変わり、日本人の 和食離れ、肉料理や加工食品(特にインスタント食品)中心になてっきました。また、そもそも日本の土壌にはカルシウムが少ないことも、今日の日
本人のカルシウム不足のひとつと大きな原因と考えられています。
カルシウムは、骨や歯をつくる大事な栄養素です。しかしそれだけでわなく、筋肉の伸び縮みをコントロールしたり、刺激に対する神経の感受性を鎮めたり、アレルギ−などの過剰な反応を抑える、などの働きがあり、体のあちこちでいろいろな働きを支えています。

では、たくさん摂れば摂るほどいいのかというと、そうゆうわけでもない。
例えばダイエト中にカルシウムを補助食品で補うなど、他の栄養素に比べてカルシウムを摂りすぎた場合、ミネラルバランスが崩れて貧血になりやすくなる。また尿中のにカルシウムが多量に排泄されることで、尿路結石になることもあります。
目安は、成人で、一日あたりのカルシウム所要量は、約600r程度。いりこでは、約30g〜40g必要で、一食約15匹程度のいりこが適当です。妊娠中、の女性で約1000r必要と言われています。
いりこの骨は第1リン酸カルシウムという体に吸収されにくいカルシウムとなっていますが、ビタミンDと同時に摂取することにより、吸収率はよくなります。
いりこの内臓にはビタミンDが多く含まれているので、丸ごとのいりこはカルシウム摂取に効率的です。
煮干いりこのカルシウム含量は、カルシウム食品の上位にランクされます。


カルシウムに次いで不足しがちな栄養は鉄分です。
鉄分の不足は男性より女性に多く、なんと成人女性の5人に1人は、鉄分不足による貧血と言われています。
女性に貧血が多いですが、「月経」が主な原因になっています。月経時には、1回でなんと約30rの鉄分が失われます。
貧血の原因とは、酸素血液中の「ヘモグロビン」という物質によって、体内の隅々まで運ばれます。このような働きのおかげで、無数にある体内の細胞が酸素を取り込み、元気に活動出来るのです。
このヘモグロビンの主成分が鉄分なので、鉄分が不足するとヘモグロビンが作れなくなり、結果的に酸素を上手に運ぶことが出来ず、「めまい」や「立ちくらみ」を起こして、疲れやすくなるのです。他にも鉄分は、こんな働きもしています。

鉄分は、妊娠中にも 重要な栄養素です。
妊娠中期以降には、鉄分必要量が、お母さんと赤ちゃん2人に必要となりますので、さらにしっかりと摂取する必要があります。
通常時の鉄分の必要量は、成人女性で約10mg必要ですが、「妊娠時には19.5mg」約二倍もの鉄分を摂取しなければなりません。
鉄分の一日あたりの所要量は、乳幼児が6〜8r、成長期が9〜12r、成人が10〜12rです。一般的に摂取するカルシウム食品の中で煮干の鉄分含有量は圧倒的に高いのです。さらに鉄分の吸収と利用率は植物性食品より動物性タンパク質に含まれている場合のほうが高いようです。


骨粗鬆症と骨折の予防、カルシウム不足には、そのままいりこを丸ごと食べることをお勧めします。
単にカルシウムをたくさん取ればいいのではなく、カルシウムの体内吸収を助けるビタミンDを一緒に摂取することが大事です。そのビタミンDが煮干のお腹には、多く含まれているのです。
煮干は天然の栄養補助食品なのです。


魚の脂肪の中にはEPA(エイコサペンタエン酸)や、DHA(ドコサヘキサ酸)が入っています。DHAの働きと しては、血液をサラサラにしたり、頭の働きを良くする作用があるとされています。 EPAも同じく血液をサラサラにする作用があります。これらは、ほぼ水産物にしかありません。

煮干のタウリンは貝類と同等の100g中に500r含まれています。
タウリンは、よく知られているように肝機能の強化、改善、の作用があり疲労回復に効果があります。

タンパク質は、アミノ酸の寄せ集めです。
約20種類のアミノ酸が結合してタンパク質量は、乾燥しているた
め69%がカルシウムとなっています。